唇にできる水ぶくれは「口唇ヘルペス」の可能性大!?
唇にぷっくりと出来る水ぶくれ。食事をしたり会話をする際に唇はどうしても動かしますので、かなり気になりますよね・・・。
外見的にも見栄えの良いものではありませんから、早急にどうにかしたいものです。
唇にできた水ぶくれに関しては、どういった対応がベストなのでしょうか?
唇にできる水ぶくれの原因は?
唇に出来る水ぶくれのほとんどは「口唇(こうしん)ヘルペス」と呼ばれるウイルスに感染したことで発生します。
日本人のほぼ半数以上の人が感染している決して珍しい病気ではありません。
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ですが、感染していても症状として現れる人と何も出てこない人がいるので、自分が感染していると気づいていない人も多くいると考えられています。
一度治っても、免疫力が弱まった時に活発化して再発をする厄介なウイルスなのです。
ウイルス性の水ぶくれは破いてはいけない!
口唇ヘルペスが原因で水ぶくれが発生した場合、気になっても決して水ぶくれを破いたりしてはいけません。
中の液体にウイルスが入り込んでいるので、それが「とびひ」すると違う皮膚でも水ぶくれが生じたり、他人に感染させる可能性があるのです。
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しかし唇を動かしている段階で、知らない間に破けてしまうということもあるでしょう。
消毒などは意味がありませんので、口唇ヘルペスの繁殖を止める薬などが薬局や医師からの処方で手に入れることができます。
薬を塗ることが、水ぶくれが破けた際の重要な対処方法となります。
口唇ヘルペス以外の原因も?
唇の水ぶくれの大半は「口唇ヘルペス」だということがわかりました。しかし口唇ヘルペス以外の原因もありますので、そちらも把握しておきましょう。
女性に多いのが唇周辺に出来る「口角炎」です。口を開けた際に機能する、唇の両端の皮膚や粘膜にただれやひび割れ、さらには潰瘍が出来る病気です。
口を開けたときに鋭い痛みが生じ、血が出てしまうこともあります。
これらは唇をなめる習慣や鉄欠乏性貧血、さらにはビタミンの欠乏などが原因だと考えられています。
接触性皮膚炎による水ぶくれ
唇にできる水ぶくれとして「接触性皮膚炎」も可能性としては捨て切れません。かゆみを伴う赤い斑点やかぶれ、さらに小さな水ぶくれなどが主な症状となります。
これらは、なんらかの物質が皮膚に接触して、それによってアレルギー反応が起き炎症が発生するのです。
しばらくすれば治ることがほとんどですが、治りが悪いときは皮膚科にいく必要があるでしょう。
このときの水ぶくれは、潰さずに自然に治るのを待ちます。
唇にできる水ぶくれは、「口唇ヘルペス」が原因である可能性がとても高いです。
ですが、それ以外の可能性も捨て切れませんから、状況に応じて医師に相談するなどしましょう。
引き続き、「水ぶくれの処置・治療法」を紹介していきます↓
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