靴擦れによって出来る水ぶくれの正しい対処法
靴擦れによる水ぶくれは、気づいたら出来ていることが多くびっくりしますよね。知らない間に潰してしまい、不快な状態になることもあります。
しかしながら靴擦れによって、どうして水ぶくれができるのでしょうか?
さらにネット上で賛否両論がある水ぶくれの対処は潰すべきなのか残しておくべきなのか、どちらなのでしょうか。
水ぶくれが発生する原因
靴擦れが原因の水ぶくれのほとんどは、同じ場所に何度も刺激を受けることで発生します。
購入したばかりの靴を履いていたり、長時間歩くなどの行動を取ると水ぶくれになりやすいと考えられていますね。
皮膚が刺激を受けると、内部の細胞が損傷していきます。すると血清やたんぱく質などが外に出てきて、損傷を受けた皮膚組織の再生活動を行うのです。
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それが外部から見ると水ぶくれと認識されます。
薄い膜で覆われているのですが、この膜は壊死した細胞であり簡単に剥がれてしまいますし針を刺せばすぐに破けてしまいます。
基本的に、外部からの細菌が入り込まないようにバリア機能を持っているので、水ぶくれは潰さないで放置します。
靴擦れの水ぶくれに関しては?
しかし靴擦れに関しては別問題です。靴擦れの水ぶくれはすぐに潰したほうが良いと言われているんですね。
発生する場所にもよりますが、靴擦れが原因である以上はほとんど潰しておくのが良いです。
靴擦れの水ぶくれを潰す意味
どうして靴擦れの水ぶくれに関しては潰してしまうのが良いのでしょうか?
靴擦れは、長い時間皮膚の同じ場所に刺激が与え続けられることで発生します。
そこで生じる水ぶくれは、本来であれば外部からの細菌の侵入を守る役割を持つのですが、靴擦れに関してはややこしいことにつながるのです。
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というのも、靴の内部は雑菌の住処です。湿度も高いですし通気性が悪いので温度も高めの状態ですから、雑菌にとっては住み心地は抜群です。
そうした靴の内部にある水ぶくれが、なんらかの拍子で知らずに潰れてしまうと、雑菌が潰れたところから侵入する可能性が高くなります。
すると治りが遅くなるなどの危険性があるので、靴擦れの水ぶくれに関しては潰すしてしまうのがベストです。
水ぶくれは手じゃなくて針を使って潰す
靴擦れで発生した水ぶくれは、手で潰すのは禁止です。手で潰してしまうと、手についている細菌などが入り込んでしまう危険性があるので、手ではなく「針」を使います。
まず針の先に消毒液をつけます。消毒液がなければ、沸騰したお湯につけて殺菌処理をしておきます。次にガーゼとタオルを用意しておきましょう。
水ぶくれを覆っている膜は薄いので針を刺せばすぐに破けます。破けたら中の水が出てきますからそれをタオルで拭き取ります。
あとはガーゼを当てて外部から雑菌の侵入を防げば完成です。知らない間に潰れてしまう前に、自分で潰しておけば安全ですね。
靴擦れで発生した水ぶくれに対しては、知らない間に潰れていたことがないように、発見したら自分から潰してしまいましょう。
引き続き、「水ぶくれの処置・治療法」を紹介していきます↓
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