口の中に出来る水ぶくれ3つの原因と対処方法

口の中 水ぶくれ

 

水ぶくれは知らない間に出来ている場合が多いですよね。

 

やけどや虫刺されなど、原因が特定しやすいものは良いのですが、そうでない場合はちょっと不安に感じたりもします。

 

その中でも「口の中」に突然発生する水ぶくれには、多くの人が驚き不安に感じているようです。

 

いったい何が原因で口の中に水ぶくれが生じるのでしょうか?

 

 

口内にできる水ぶくれの3つの原因

 

口の中 水ぶくれ

 

口の中に発生する水ぶくれの原因として代表的なのが「やけど」でしょう。通常の皮膚と同じように損傷度合いが激しいと水ぶくれが発生します。

 

さらに口内炎における水ぶくれも頻繁に見られる光景です。

 

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この場合は、口内炎そのものというよりも、うっかり口内炎を噛んでしまいさらに炎症がヒドくなるなどした場合に発生するケースが多いです。

 

そして最近話題になっているのが「粘液のう胞」と呼ばれるものです。

 

痛みをまったく感じないのが特徴で、その周辺には異常が見られないのですが、口を動かすと触れて気になってしまう人が多いと言われています。

 

 

やけどの水ぶくれは潰さずに放置!

 

口の中 水ぶくれ

 

口の中にできる水ぶくれとして一番多い「やけど」ですが、こちらはそのままの意味で、熱い料理や熱湯を十分に冷ますことなく口の中に入れることにより皮膚が損傷します。

 

その損傷度合いによって、口の中であっても通常の皮膚と同じように水ぶくれが発生するのです。

 

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口の中ということで、熱さには強い構造をしているため、すぐに冷やすという行動を中々取らない場合が多いです。

 

それが症状をさらに悪化させる原因でもありますから、やけどしたと気付いたら氷を患部に当てるようにして冷やしてあげましょう。

 

水ぶくれが発生したとしても、潰すことなく治るのを待ちます。口内は殺菌作用を持つ唾液で満たされているので通常よりも治りが早いと言われています。

 

 

口内炎が原因の水ぶくれ

 

口の中 水ぶくれ

 

口内炎が原因の水ぶくれは、症状がさらに悪化した場合に生じるのでケースとしては多くありません。

 

ストレスや唾液の不足、鉄分不足など原因は様々で現在のところ根本的な発生理由は不明だとされています。

 

この口内炎ですが、放置しておけば自然と治ります。ところが歯が当たったりして常に刺激を受けるような状態になると、さらに悪化して水ぶくれを生じることがあるのです。

 

こうした場合は、自然治癒ではさらに時間がかかってしまうと予想されるので、皮膚科や歯科に相談するようにしましょう。

 

 

粘膜のう胞は放置で大丈夫

 

口の中 水ぶくれ

 

口内に生じる水ぶくれで、痛みをまったく感じないのが「粘膜のう胞」です。

 

こちらは、粘膜を噛んだり、歯の先端が当たるなど刺激を常に与え続けることで生じると考えられています。

 

また唾液を出す管が口内には無数にあるのですが、そこが詰まってしまい正常に機能しないことで発生するとも考えられています。

 

痛みはありませんが、大きくなりやすくかなり気になる「粘膜のう胞」ですが、基本的には放置で問題ありません。

 

つぶれたり再発を繰り返すことが多いですが、自然消滅することもありますので、よっぽどのことがない限りは放置で問題なさそうです。

 

 

このように、口の中に出来る水ぶくれには様々な原因があります。

 

基本的には放置で問題ないものばかりですが、気になって仕方がなかったり、患部を噛んだりして症状が悪化するような場合は医師に相談するのが懸命でしょう。