指に発生するかゆい水ぶくれの危険性と正しい予防法
水ぶくれは体のどこにでも出来る可能性があります。
やたらと気になってしまい、触って潰してしまうという経験を持つ人も少なくないでしょう。
そんな水ぶくれですが、夏場に手の指に出来て困っている人もいます。
特に中高年の女性に多いといわれるこの症状。
いったい何が原因で水ぶくれが生じてしまうのでしょうか?
汗疱の特徴とは
指に水ぶくれが出る場合は、「汗疱(かんぽう)」と呼ばれる再発性疾患の可能性が高いと言われています。
こちらは手のひらや手指、足の裏などが発症場所として知られており、内容が透明な小さな水ぶくれが急に多数現われるという特徴があります。
足の裏にもできますが、一番多いのは指の側面です。
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これらの水ぶくれは、くっつき合って大豆ほどの大きさになることもあります。
通常かゆみ等の自覚症状はなく、2〜3週間もすれば治っていきますが、時に悪化して強いかゆみを引き起こす場合もあります。
治る際は隣屑(皮膚表面から剥がれ落ちる角質)となってはがれていきます。
指の水ぶくれが発生する原因
指の水ぶくれとして知られる「汗疱」ですが、何が原因で発症するのでしょうか?
残念ながら、現在の医学をもってしても発生する根本的な原因はわかっていません。
しかし、夏期に汗を多くかく人にみられるということが多いようです。
そのため汗が間接的に影響を及ぼしているのではないかと考えられています。
さらに食べ物や歯科金属に対してのアレルギーが原因になっているかもしれません。
水ぶくれを潰さないような工夫をする
指に水ぶくれが発生したら、なるべく水仕事は避けましょう。水ぶくれが気になってしまっても、潰すのは治りを遅くすると考えられています。
水仕事をすると手荒れの原因になりますし、水ぶくれが水の圧力等で自然と潰れてしまう恐れがあります。
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皮膚がめくれてきたとしても、それを無理やりめくらないようにして様子をうかがうということも忘れないようにしてください。
水仕事等を控えても、かゆみがひどい場合や夏場以外でも年間を通してかゆみがみられる場合には、皮膚科で診断を受けるのが望ましいでしょう。
指の水ぶくれを防ぐには?
指の水ぶくれが発生したら、再発性が考えられるのでその条件に合わないように予防を実施していくことが重要です。
まず手足に汗をかかないようにします。それには通気性の悪い手袋の使用を控える必要があるでしょう。
そして食器洗いや洗髪の時には専用の手袋を使用します。さらに洗剤を肌に優しいタイプに変えて、ごま油などを摂取するように心がけましょう。
指にできる水ぶくれは再発性が高く、同じような環境に指がおかれるとすぐに水ぶくれが発生します。
汗をかくと発症しやすくなると言われていますので、患部に汗がかかないようにして予防をしましょう。
引き続き、「水ぶくれの処置・治療法」を紹介していきます↓
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